歯の神経は、専門用語で『歯髄』(しずい)と呼ばれています。
歯髄保存治療とは、深い虫歯が存在し、将来的に神経を失う可能性がある歯の神経を抜かずに守る治療法です。
この治療において大切なことは、神経が保存できるかどうかを適切に診断し、精密な手技を用いて治療をすることです。 一般的に、重度な痛みや腫れなどの自覚症状はまだ現れていないものの、深い虫歯があると診断された歯が、この歯髄保存治療の適応となる可能性があります。「歯髄」を保存することは、歯の健康にとってとても重要なことです。神経を抜く前に、あきらめずにご相談ください。
この治療は、以下のような⽅々を
対象としています。
1
大きな虫歯があると診断された方
2
次の治療で神経を抜く、あるいは抜く可能性があると診断されている方
3
不慮の事故により歯の怪我をされた方
4
歯に穴が空いているけれどまだ痛くなくて病院に行くか迷っている方